清水家がはじめて飼った犬、リブリィー。ペットショップではじめて会ったとき、その上目遣いに家族みんながメロメロになってしまった。
贔屓（ひいき）目なしに、割といい顔をしていると思う。美人だよね、リブリィーは。素人なりに勉強をしたけど、スタンダードに近い顔立ちをしてるよね。

しつけは少し間違っちゃったかな。「うまく出来たら思いっきり誉めてあげましょう」というしつけの本を忠実に守った飼い主。どうも君には、すこしドライな誉め方ぐらいがちょうどよかったようで、しっかりハイパーな犬になってしまった。
しっぽを振らないよね。そうじゃなくてお尻ごと振る。ブンブンブンブン。

獣医さんを嫌いにならないように、初めての診療のときにそっとおやつを渡しておいて、あげてもらうようにお願いしておいたら、それ以来、誰よりも一番好きなのが獣医さん。
予防接種のときも、喜んで車に乗ってくれるのはすごくありがたいけど、自分から診察台に飛び乗ってお尻ブンブンはやめてよ。他の飼い主さんも大笑いじゃん。

もうほんの少しだけ、ほんの少しだけでいいから、いろんな動作をゆっくり、やさしくしてくれたら、満点の犬だと思うんだけどな。自分ではどう思う？リブリィー。