▼これは息子の年賀状です



そばの公園でピッチングフォームを何枚も撮って・・・


ボールは紐で吊して撮りました。
狙っているわけではないんですが、清水家の合成写真の年賀状は、1年おきに、明らかに合成だとわかるもの、合成っぽくないもの、が一年おきになっています。 今年はどうでしょうか?順番通りに、あまり合成っぽくないのではないでしょうか。

宛名側の面には、家族三者三様のQRコードを印刷しました。今年の年賀状は、メッセージを書くスペースが少なくなってしまったので、今年の一言をQRコードに込めました。読んでいただけましたでしょうか?

さて、写真の方ですが、まず、ひまわり畑。山梨県北杜市明野町浅尾にある、「明野のひまわり畑」です。それはもう見事な満開でした。現地の人にお聞きしたところによると、ひまわりというのは割と開花を計算できる花だそうで、同じ時期に蒔いたひまわりは、同じ時期に満開を迎えるそうです。
それが、広大な敷地に計画的に種がまかれ、こちらの畑の満開が終わると、次はあちらの畑が満開、というように、シーズン中いつ行っても満開に出会えるようになっているそうです。

実はこの写真、上半分のひまわりは、別の写真を合成しました。m(__)m
すばらしい満開ではあったのですが、写真の上の方の部分までひまわりの花で埋めたくて、合成をしてしまいました。

森の写真は、同じく山梨県北杜市の白州町白須にある、「白州・尾白の森名水公園べるが」です。とても雰囲気のある、素敵な森の風景だと思いませんか?
実はここは犬を連れてはいることはできません。リブリィーとジョナは、ひまわり畑で撮影したものを合成しました。二匹はこのとき駐車場の車でお留守番でした。この年賀状を見た人は、間違えて犬を連れて入らないでくださいね。

清水家は毎年夏に、リブリィーとジョナを連れて、山梨県清里にある犬も泊まれるペンション「TOUTOU」に出かけます。H18で実に10回目のお泊まりになりました。それぐらい気に入っているペンションです。

そして、今回は、清里に行ったら、少し足を伸ばして行きたい場所があったのです。それが、「ひまわり畑」と「名水公園べるが」でした。

実はこの場所、映画「今、会いにゆきます」のロケ地として使われた場所です。ご覧になった方いらっしゃいますか?
清水家は映画館ではなく、WOWOWで遅まきながら見ました。

「いま、会いにゆきます」公式サイト
「いま、会いにゆきます」ファンサイト

あんなに映画を見て泣いたことあったっけ?妻がびっくりしていました。「映画とか見ても、泣かない人だと思ってた」

泣かない訳じゃないけど、かっこ悪いから泣かなかっただけで、でもって、とてもじゃないけど泣かないように我慢できる映画じゃなかった。打ちのめされたって感じ。

CMでもさんざん予告編が放映されていたので、あらすじ程度はご存じの方は多いと思います。死んだ妻が梅雨のシーズンに生き返って戻ってくる。そして梅雨の終わりとともに、自分たちの前から再び去っていく。そういうストーリーで、そんな映画は過去にもあったけど、問題はその後のエピソードがすごくて、ここは書いてしまうとネタバレになるので書けなくて、で、これが「今、会いにゆきます」というタイトルの本当の意味なんです。このエピソードに打ちのめされて、泣いた。

だから、ミーハーだったけど、このロケ地にどうしても家族で立ち寄りたかった。行って良かったと思っている。

そして、ここでの写真を年賀状に使おうとそのときから思っていました。

ただ、迷いもありました。
映画のストーリーで、「死」を扱っていること。
それと・・・
主演の二人、中村獅童と竹内結子はこの映画をきっかけに結婚したが、その仲が最近怪しいようです。

そんな曰わく付きの映画の風景を、年賀状に使うのは不吉ではあるまいか?

清水家のテーマは「家族」です。「家族」こそがすべての幸せと平和の根源で、「家族」の幸せが次の「家族」にチェーンのように繋がり、引き継がれ、広がっていくと信じています。
幸せな「家族」で育ち、またその子供が新しい幸せな「家族」を作っていく。息子にはそうなってほしいと思っています。そのためには、僕たち夫婦が仲良く暮らすこと。

息子が生まれたとき、夫婦で考えました。どうやって子供を育てていけばいいんだろう?

僕たちが出した結論は、喧嘩をしないこと。夫婦が仲良くしていれば、根底のところで子供は曲がって育たない。それをただ一つのよりどころにして、そのことだけをただ一つ信じて、子育てをしていこう。仲の悪い夫婦の間で、子供が幸せに育つわけがない。離婚なんてとんでもない。夫婦喧嘩?それどころか、どんな些細な口論もしないことを誓おう、と。

結婚14年目に入り、それは守られています。
息子がどんな風に育つかは、わかりません。
でも、僕らは信じている。絶対にこの考えは「正しい」と信じている。

こう思えることは、どんなに心強いことか。だって、たったこれだけのことを守るだけで、迷いも不安もなくなるのですから。

だから、主演の二人はあんな風になってしまったけど、清水家の今年の年賀状は、ここでの写真にしようと、そう決めました。

中村獅童さん、竹内結子さん。何とか撚りを戻してよ。だって、子供がいるんでしょ?子供は、お父さんとお母さんが口喧嘩をしているだけで、すごく悲しい思いをするんだよ。それが、離婚なんて。だめだよ、絶対に。

そして、これから結婚をする人へ。ぜひ、絶対に喧嘩をしないという自信のある人を伴侶に選んでください。

もう一つ。まだ、この映画を見ていない人へ。ぜひご覧になって下さい。できれば、あなたの大切な家族と。

今年1年が、あなたとあなたの家族にとって、素敵で幸せな1年になりますように。